子どもの絵に描かれる表現や色には、子どもの気持ちがいっぱい詰まっています。高まる気持ち、喜び、興味など意欲的な気持ちばかりではありません。ちょっと頑張ってみようかなぁと言う後一押し背中を押してもらいたい気持ちや、イライラ感、恥ずかしさなど様々な気持ちが表れます。
折り紙でお花をつくりました。 折り紙のお花の周りにお花や蝶々、色んな色で描いてくれ、とっても華やかで楽しそうな絵になりました。 色んな色が使えるときは、心身ともにとっても調子の良いときです。色の多さは、心のバロメーターと言えますね。 |
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そろばんづくり。 ボンボン、針金、空き箱を使って、そろばんを作りました。そろばんを習い始め、初めて進級することが出来たそうです。その喜びと、意欲の高まりが、作品として表れるのですね。 作品は、子どもの意欲と興味がしっかりと表現されるのです。 |
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1年生になり、小学生初めての運動会を貼り絵で作りました。目や口、髪の毛などとても細かい作業に集中してやり遂げました。また「うんどうかい」という文字もスゴイでしょ。 子どもは今頑張っていること、意欲的に取り組んでいることを絵に表現してくれます。そしてその意欲がこうして、作品づくりにも表れるのですね。だから、どの作品づくりも、子どもの気持ちに寄り添う事が大切なのですね。 |
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ダンボールに粘土を貼り付けて作った恐竜の絵です。クチの部分はより立体的で、構成力、達成力の成長とともに、バツグンの感性を感じます。また大きく描かれた恐竜や赤色から強い意欲を感じるとともに、濃い黒い枠で囲まれているところから、気持ちが解放しきれない感じが読み取れます。 | |
等身大の自分を描きました。 体操服を着て元気に走っている絵ですね。でも実は、2年生の2学期が終わる今まで、一度も体操服に着替えて体育の授業を受けたことがなかったのです。自分でも頑張ってみんなと同じように体操服を着て体育の授業をしたいという気持ちが表れていますね。背中を一押し、それから3ヶ月後、初めて体操服に着替えられ、みんなと一緒に体育を楽しめたそうです。 |
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受験勉強を頑張っている6年生の絵です。 そしてお家が見えますが、かなり距離があります。家族との距離感を子どもなりに感じているのかもしれませんね。 |
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厳しかった受験も見事合格。その思いがこの一文字に表れています。大きく堂々と、今は自分への自信と達成感に満ちているのでしょう。 | |
小学校入学前の絵です。この時2人目の弟も誕生しました。3人兄弟になったことを喜ぶように、3匹のシャチが飛び上がっています。 子どもの絵に表れる生き物、植物の数は、こうした自分の人間関係の数と合うことが多くあります。また飛び上がる物、飛ぶ物からは、子どもの意欲や喜びが表れるのですね。 |
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等身大のひと形の絵です。 ニッコリと笑った顔が表すように気持ち良く過ごせているようです。 身体全体を塗っている紫は、この子にとってのやる気の色です。こうしたパーソナルカラーは、長い時間を掛けて読み解くのですね。また、身体全身を囲んでいる黄色。黄色からも子どもの意欲を感じることができますね。 |
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この絵のポイントは、黄色とたくさんの鳥 です。
黄色は光の色と言われ、やる気と意欲、そして今頑張ろう言う目標が決まった時などに表れる色です。その気持ちを更に強めているのが、鳥というシンボルです。 非常に意欲が高いと言えますね。 |
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学校で育ているお花の育ち具合を描いてくれた絵です。自分の花はグングン伸びてキレイなお花が咲いています。そしてお友達の物は、まだ芽の状態です。学校での実際の状況とは異なる絵ですが、別に嘘をついているのではありません。 学校への意欲、自立心、自己肯定感の成長がこうした絵になって表れるのですね。 |
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等身大のひと形の絵です。 注目は顔に目、鼻、口などの表情が描かれていないことです。 恥ずかしがり屋さんだったり、あがり症だったり、人前で緊張してしまう人に多い表現です。実際人前で、どのように振る舞ったらよいか分からない気持ちからこのような表現になるのですね。 |
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色んな色で幾何学的な絵が描かれています。 画用紙全体を色で塗っているところから高い意欲を感じますね。また色んな色を使って描いていることも意欲の高さを測ることができます。また、模様を描くことからは、集中力と右脳的な成長を感じることができます。 |
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虹色のお家です。 屋根のドット模様で描かれた絵の細かさ、お家の塗り方の丁寧さ、そして暖色系と寒色系の色を交互に塗っていることから、とても張り切っている気持ちが伺えます。心身ともに充実しているようですね。 |
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注目は、お家の中も外も針山で囲まれた絵です。小学校でお友達とケンカばかりして、先生の言うことも素直に聴けません。でも、先生や友達が、この子の話をしっかりと聞いてあげなかったのではないでしょうか?誰にも分かってもらえないという、対人関係への憤りと、張り詰めた気持ちが感じられる絵です。 | |
鮭の産卵を描いたというこの絵。 臨場感いっぱいで、とても勢いのある絵です。しかし、この絵を描いた男の子の身の回りでは、数人の同級生とのトラブルがあり、気持ちはストレスであふれていました。この荒々しいタッチから、この子の苛立ちが感じられますね。 |
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広島カープの選手を描いた版画です。 この子は今、野球と広島カープに夢中です。選手のことを覚えることも、野球をすることも、ルールを覚えることもすべてに夢中なのです。子どもの絵には、今夢中になっている物が描かれることも多いですね。 |
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